どうも、こんにちは!すらーぷの妖精です!
すでに影響かなりのを及ぼしてはいますが、2023年に、Google Chrome や Microsoft Edge などで大きく影響を及ぼす、新しい Chrome 拡張機能の API「Manifest V3」についてお話します。
そもそも 「Manifest V3」 とは?
これは現在、Chrome ウェブストア や、Microsoft Edge Add-ons などで公開されている拡張機能が使用する、ブラウザー の動作を変更させることのできる新しい APIのことです。今までは、Manifest V2が使われてきました。
Chrome 拡張機能などは。ご利用中のブラウザーにも一つはインストールされているでしょう。それらがこのAPIを使っているんです。
Manifest V3 で何が拡張機能に影響したのか
これまでは Manifest V2 という、かなり自由度が高い API が使えたのですが、2022年1月17日に、Chrome ウェブストアは Manifest V2 の受け入れを停止。代わりに 自由度が低い Manifest V3 が主流になったわけです。とはいえ、使えなくなったAPIは僅かなんです。それでも広告ブロッカーには致命的な API が置き換えられたんですね。
具体的には、Network request modification API が、declarativeNetRequest API に置き換わったのです。1つ目は、Webrequest API とも言われていますね。
つまり、広告ブロッカーが使う API が遮断され、広告を張り出すサイトの接続の拒否が難しくなる ということです。
致命的ですね。また、これを乗り越えるにしても、拡張機能の開発者も苦労しますし、すでに、Chrome によって、サポートを終了させられることを有名な広告ブロッカーである Ublock Origin の開発者はかなり昔から発言しています。
Switch to a different browser. If you choose this, I strongly recomend Firefox. Chrome will itself be ending support for uBlockOrigin soonVery quick tl;dr: uBO will no longer wor…github.com
どうすれば現在の広告ブロッカーを使い続けられる?代替手段は?
第一案: そのまま使う
Chromium 派生の大体のブラウザーは2023年までがリミットです。それまでは、Ublock も使い続けることができます。アップデートも提供することができます。
ただ、Manifest V2 を利用した拡張機能はもう、Chrome ウェブストアに出すことはできません。
また、AdGuard や AdBlock Plus はかなり弱体化しますが、拡張機能を維持するようです。
第二案:他の Chromium 派生に切り替える
Brave 、Opera、Vivaldi などのブラウザーは、広告ブロッカーを内蔵しています。その為、Chrome ウェブストアの広告ブロッカーの閉鎖に影響されることはありません。ですが、Brave はソースコードを見る限りでは、Manifest V2 を使っているため、今後によります。Opera や Vivaldi は不明。
ただ、移行すると、Google アカウントで同期できなかったり、Google サービスが使いにくくなるのは間違いありません。移行は計画的に。まだ一年ありますから。
第三案:Firefox や Firefox 派生ブラウザーに切り替える
Firefox では、Chrome の Manifest V3 の移行に現在、追従することを発表していません(コメント欄にある通り、正確には、追従予定がはっきりしていません。機能も未実装です)まだ、Manifest V2です。予想ですが最低5年は使い続けることができるでしょう。Waterfox であれば、一部の Chrome 拡張機能が使えます。移行も Firefox は簡単です。
まとめ
Google も嫌ですね。自身の利益のために利便性をあえて落とそうとしているわけですから。Firefox が唯一の救いですね。
2021年に Chromium に対して締め付けを強くしたり、横暴が見えます。この機会にブラウザーを切り替えてはいかがでしょうか?ではまた次のブログで。
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