Floorp では安定したリリースと機能更新をできるように、最新の Firefox カーネル に追従しています。8.5.9では Firefox カーネルの更新といくつかのバグ修正、機能更新を行います。
＊これはあくまで予定です。急遽変更する可能性があります。リリースされた後、最終版を書き込むので再度ご確認ください。
Linux は Flatpak によって更新が配信されます。ターミナルに flatpak update と入力すると更新できます。
Windows 版は、Floorp アップデーターによって配信されます。ブラウザを再起動時に、自動で更新の有無を Floorp がチェックします。
なお、内容は予定です。正式版とは異なる場合があります。
Floorp 8.5.9 for Linux・Windows 版ともにリリース日程は未定です。Firefox がアップデートをリリースされる前日までにはリリース予定です。
Floorp for Linux は、8.4.8 から、Floorp 8.6.0に直接更新されます。8.5.9 のリリースは運営の都合上していません。
目次
更新プログラムの詳細
? Firefox カーネルの更新
この更新に、Firefox カーネルの更新は含まれていません。よって、カーネルは、Firefox 98.0 のままです。
Firefox に致命的な脆弱性が発見され、修正されたバージョンが公開されたため、カーネルを更新します。
Firefox 98.0 Release 1 から、Firefox 98.0 Release 3に更新されます。
?新機能！！
1. 通知 UI の刷新
Floorp は Windows 11 スタイルのウェブ通知を新しくサポートします。また、ダークモード・ライトモードに対応します。ブラウザーのモードに追従します。Windows 11 と同じく、この通知は若干透過します。
2. アップデート通知機能の刷新
アップデート通知機能が強化され、手動で確認することが出来るようになりました。
上の画像の Floorp のプロジェクトを表すブランドアイコンをクリックすると、アップデートの通知が来ます。従来通り、アップデートのチェックは起動時もチェックされます。
また、最新版である旨も通知されるようになります。最新版であることを伝える通知、または、アップデート通知自体は、about:config 設定から停止できるようになります。
詳しくは、以下のサポート記事を参照してください。
変更点
1. Floorp に新しく、ベータ版をダウンロードする機能が安定版の Floorp に追加されます。ベータ版とは、安定版の一個前のビルドで非常に不安定です。試験的機能のフィードバックを送信することで Floorp に貢献できます。
以下のように「update.id.floorp」の値を「floorp-beta」にすると、Floorp のアップデートチェック先は、Floorp BETAになります。
共存は推奨されませんが、ベータ版には管理者権限なしでインストール、安定版には管理者権限ありでインストールするなどの方法で共存できます。アイコン等に変化はありません。
✘バグ修正
・Floorp のカスタム CSS テーマ「垂直タブに Floorp を最適化」を使用時に、サイドバーを右側に配置するとサイドバーが破損する問題を解決しました。 contributor typeling1578 ・From ナポリタン寿司
・Floorp の水平タブを移動するカスタム CSS を使用時、ライトモードだと使用中のタブが正しくハイライトされない問題を解決しました。From 涼元悠一
Floorp for Linux のリリースノート
Floorp for Linux 8.6.0 では、Windows 版と同じ更新に加えて、以下の内容も適用されます。
Linux 版のみに追加・変更・削除されたもの
1. Floorp はブラウザーからの既定のブラウザーの設定を根本から削除し、Ablaze サポートへのリンクも削除しました。
2. Floorp for Linux では、通知のサポートが、OS ネイティブなものを使うために、Windows 11 スタイルの物を使用できません。OSの通知機能をご確認ください。
3. 垂直タブに Floorp を最適化する、CSSテーマ使用時に、ツリー型垂直タブで閉じるボタンが表示されてしまう問題を解決するために、サイドバーのサイズが100px 以下の際に表示しなくなりました。
4. Floorp はまだ、Linux 版では野良アドオン、野良言語パックのインストールを許可していません。
5. Floorp for Linux では、アップデートの手動チェックをブラウザー内部から行えません。
ターミナル（端末）から、「flatpak update」を実行してください。