こんにちは。こまもかです。 今回は僕が普段使っているコマンドツールについて紹介します。
アイキャッチ画像は(おにけもだんすを聞きながら)実際に開発している風景です。DEはi3wm。
紹介するコマンドツールたち
- lsd
- PlemolJP
- broot
- ranger
- moc
- cava
- tmux
- StarShip
- fish
- bat
- Neovim
lsd
某薬物を彷彿とさせる名前ですが、ディレクトリが見やすくなって開発効率が上がります。
導入にはNerdFont(が含まれているフォント)が必要なので、導入してから使いましょう。
PlemolJP
ツールではありませんが、フォントの話になったのでここで紹介を。
僕はいつもPlemolJPというフォントを使っています。日本語にIBM Plex Sans JPを使用しているので日本語表示がとても見やすいです。また、プログラミング時にトラブルになる全角スペースを表示してくれるので、スペース絡みのトラブルの防止にもなります。
broot
ファイルツリー状のファイルマネージャーです。
ディレクトリ構造を把握しながらファイルを探索する事が出来るので、ディレクトリ構造がごちゃごちゃしているプロジェクトで重宝します。
ranger
有名なCUIファイラです。
CUIファイルマネージャと言えばまずこのソフトが出てくるのではないでしょうか?w3mというテキストブラウザに付属しているw3mimgdisplayを使うと画像のプレビューまでをrangerで完結出来るので便利です。ターミナルで完結はしませんが、eogというコマンドも画像の確認に便利です。
moc
CUIミュージックプレビューです。直感的に使えるのでとても使いやすいです。また、mocp-themesを使えば好みの色にカスタマイズ出来るのでオススメです。
cava
よくunixpornに出てくるあのグラフみたいなのです。僕はよく、tmuxで水平分割した下側のペインで走らせてます。
StarShip
シェル用の最小限の、非常に高速で、無限にカスタマイズ可能なプロンプトです!
https://starship.rs/ja-JP/
ターミナルのプロンプトを簡単にカスタマイズ出来ます。一通りのシェルに対応していてインストールも簡単なので、ぜひ一度は使ってみて欲しいです。ドキュメントが日本語にも対応しているので英語が苦手という人もぜひ!
fish
言わずと知れたフレンドリーシェルです。Posix互換では無いので、ワンライナーの実行時にやりづらさを感じることもありますがそれを補って余りある使いやすさがあります。
「俺はどうしてもPosix互換じゃないとダメなんだ!」という方はfizshがオススメです。
bat
catがつよつよになった様なツールです。デフォルトでシンタックスハイライトが付いていて、lessみたいにjkで移動できたりします。わざわざVimで開くまでもないファイルを開くのに重宝しています。
Neovim
これだけで一つの記事がかけてしまうほど奥がブラックホールなので、サラッと説明します。
トリはNeovimです。NeovimはVimのフォークプロジェクトで、Vimと比べて新しい機能が早く実装されたりします。なので最新の技術を使いたい人などにもオススメです。
こう書くと、NeovimはVimを置き換えるプロジェクトなのではと思う方もいますが、このプロジェクトの目的はフォーク元のVimを良くするためです。実際にNeovimで実装されたフローティングウィンドウやターミナルモードがViにも追加されたりしました。
Neovimにはmsgpack-rpcが内蔵されていて、好きな言語でプラグインが作れたりします。さらにLua実行系がビルトインされているので設定ファイルをLuaで書くこともできちゃいます!
まとめ
ここまで僕が使っているコマンドツールについて紹介しました。これらのツールをうまく使うことで、ターミナルでの作業効率を上げることが出来るのでぜひ参考にしてみてください!