リリースノートには、Floorp の新機能が記載されています。Floorp プロジェクトはあなたのフィードバックを歓迎します。GitHub にバグや新機能を提出したり、このリリースに使用した Floorp のソースコードを確認することができます。
このリリースでは、さらに Floorp をクロスプラットフォーム化しより安定したビルドを提供できるようなシステムを構築した成果物が含まれています。また、このリリースノートには 10.0.1 ~ 10.0.4 の内容を含みます。リリースごとにアップデートされた内容を確認したい場合、Github のリリース を参照してください。
バージョン 10 から、Floorp はすべてのプラットフォームで自動更新が適用されています。ユーザーは管理者権限の要求を許可するだけで更新可能です。
このリリースに貢献してくれたすべての開発者、ユーザーに感謝します。
🦊 Firefox の更新
Firefox ESR 102 の安定版が公開されたため、内部の Firefox のバージョンを Firefox ESR102 に更新しました。
Firefox 102.0 で変更された機能や新規異能などの一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN 参照してください。また、ESR 版ビルドのためエンタープライズポリシーやエンタープライズ向けのアップデートも Floorp に適用されます。エンタープライズ関連の変更は、Firefox for Enterprise 102 リリースノート を参照してください。
🪐実験的な新機能
Floorp の macOS 向けのビルドが利用できるようになりました。
ただし、リソース不足の影響から、サポートされるのは Intel CPU 向けのビルドのみとなります。Rosetta などを使用して、Arm 向けのPCでも Floorp を利用できます。
これで Floorp はすべての主要なデスクトップのプラットフォームで Floorp を提供することができるようになりました。iOS 版と Android 版は現在未定です。現在提供予定はありません。
また、現在公式サイトにダウンロードリンクはありません。完成したら、お知らせします。macOS 向けのインストーラーは、公式 Twitter の固定ツイート・GitHub のリリース から取得できます。
ℹ️変更された
・Material デザインは非推奨に設定されました。ほかのコンポーネントとの互換性を保つのが困難であったことを意味します。
・Yahoo Japan 検索エンジンは削除されました。
・Floorp のビルドサポートに macOS を追加しました。これで、だれでも macOS 版をビルド可能になります。
・Floorp のデザインの一つである、Fluent UI のバージョンを更新しました。コンテキストメニューなどにアイコンが追加され、デザインもより丸みを帯びるようになりました。さらに、メニューパネルの間隔調整も行われています。
・レガシーアドオンのインストールのコンポーネントを削除し、userChromeJS のコンポーネントに統合されました。設定の名称は「レガシーな機能のローダーを有効にする」に変更されました。設定をオンにすると、一部のレガシーアドオンと userChromeJS を Floorp がロードします。
✖修正済み
Floorp がマテリアルデザインの場合、多段タブとの互換性が著しく低下する問題が解決されました。ただし現在は上記の通り、使用は非推奨です。
Floorp がマテリアルデザイン時、タブ位置をブックマークの下に移動した場合、ウインドウコントローラーのアイコンがつぶれる問題を解決しました。
一部のアドオンのインストールに失敗する問題を解決しました。
Floorp のデザイン設定が Flunet UI 時、「垂直タブに最適化」するタブの機能を使用すると、予期せずタブが表示される問題を解決しました。
PhotonUI のタブの “border-radius” の値が Photon に合っていない問題を解決しました。
Photon UI と多段タブを並行使用時、Photon のタブが浮く問題を解決しました。